石山哲央展「溶ける思考、眠る思考」

志摩市絵かきの町・大王美術ギャラリー企画展石山哲央展「溶ける思考、眠る思考」

石山哲央展「溶ける思考、眠る思考」

志摩市の絵かきの町、大王美術ギャラリーで開催される企画展は、石山哲央展「溶ける思考、眠る思考」です。展示期間は2023年8月4日(金)から9月25日(月)までで、午前9時から午後5時まで(最終入館は午後4時30分まで)。休館日は火曜日と水曜日であり、祝日の場合は開館しています。入場は無料です。

三重県志摩市在住の美術家・石山哲央(いしやまあきお)の志摩市では初となる個展。 少年期の野焼き作品や、焼き物を学び始めてから現在までの13年ほどの様々な作品群、そして、初公開となる制作中の映像作品《トキヲツムグモノタチ》など幅広く展示します。
《トキヲツムグモノタチ》では、自分にしか読めない独自の文字を刻んだ焼き物作品を国内外の他者へと託す様子と、託された協力者が地中に埋めるまでの過程を写します。
本展では石山哲央が、焼き物の面白さと観念的・感性的に対峙する軌跡を辿ります。

展示について

展示について
左上美術予備校が毒せなかった僕の美意識 2008年
(高校3年) /マーブルストーン(軟石)/10.5cm✕15.2×11.2cm
左下土地葳(捌佰壱)2023年/陶土、磁士、釉薬他/13.6✕10.0✕8.3cm
顔(20230614)2023年/陶土、磯士、釉薬など/17✕15✕4.5cm
サングラスのおじさん 2001年(小学五年)/陶士、接着剤/20✕13x 15cm

トキヲツムグモノタチ(制作中)
2023年/シングルチャンネルビデオ
音楽:株式会社アースウイングミュージック 森本優
輸出梱包・海外輸送:株式会社テスパック

石山哲央 ISHIYAMA Akio

1990年東京都出身。
2014年京都精華大学 芸術学部 素材表現学科 陶芸コース卒業。
三重県志摩市在住。
2014年「GEISAI#20」グランプリ・金賞。2015年「第18 回岡本太郎現代芸術賞展」入選。自分にしか解読できなし独自の文字を、焼き物に刻み記したOP 「ANON (オルガノン)シリーズ、粘土の可塑性に身を委ねながら成形する「土地蔵(どじぞう)」シリーズ、過去の失敗作などの陶片をパーツに組み込み再構築した「Multiplication, Division」 シリーズ、磁器や陶器や釉薬などの異なる状態や性質を行き来しながら、焼成で生まれる歪みなどを積極的に利用した「Melt」シリーズなど、制作の大部分が焼き物でありながら、時に、他メディアを織り交ぜた作品、インスタレーションを展開する。

詳細

期間2023年8月4日(金)- 9月25日(月)
午前9時一午後5時(最終入館は午後4時30分)
休館日火・水(祝日の場合は開館)
場所志摩市絵かきの町・大王美術ギャラリー
〒517-0603三重県志摩市大王町波切 3234-2
観覧料無料

ポスター

石山哲央展「溶ける思考、眠る思考」 ポスター
石山哲央展「溶ける思考、眠る思考」 ポスター 2

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