志摩市大王町は、荒々しい岩礁や夕日に染まる入江など変化に富んだ海岸、白亜の大王埼灯台、石段の街並み、そこで暮らす人々の姿が、絵を愛する人たちの創作意欲をかきたて、青年画家や若い画学生が多く訪れたことから、絵かきの町として知られるようになりました。
また、パリを拠点に活躍した洋画家 平賀亀祐(ひらがかめすけ)は、志摩市志摩町片田の出身で、絵画や生前使用した画材などが残されています。
志摩市絵かきの町・大王美術ギャラリーは、志摩市の風光明媚な自然風景とあわせて、誇るべき地域資源である、これらの絵画や遺品等を後世に伝えていくこと、そして市内外へ向けて情報発信を行うことを目的として、平成23年4月に開館しました。
志摩市(志摩町片田)出身の洋画家・平賀亀祐(1889~1971)は、世界最古の伝統を持つ国際展<ル・サロン>で日本人初の金賞を受賞し、アカデミックといわれるほどに画題を忠実に追求しようというその画風で高い評価を受けました。当美術ギャラリーではその功績を称え、絵画や生前使用していた愛用品などを展示しています。
志摩市にゆかりのある作家の企画展など、年間を通して展覧会を開催しています。また、大王大賞展の優秀作品や地域で制作活動している団体等の発表の場としても提供しています。
フリ | シマエカキノマチ・ダイオウビジュツギャラリー しまえかきのまち・だいおうびじゅつぎゃらりい |
ローマ字 | Shimaekakinomachi Daioubijutsugyararii |
英語 | Shima painters town: Daio Art Gallery |